免疫・がん治療
免疫療法は、がん細胞を排除する免疫細胞の本来の力を回復させることによって、がんを治療する方法で、近年注目されている治療方法です。
年々、がんに対する治療技術は目覚ましく向上しています。しかし、手術・抗がん剤・放射線治療といった標準的な治療だけでは、なかなか効果が出ないこともあります。
免疫療法の中でも、がん治療に対しての免疫療法を「がん免疫療法」といいます。
これまでのがん免疫療法では、免疫療法の初期に研究されたBRM療法や活性化リンパ球療法、NK細胞療法などが行われましたが、いずれも進行がんに対する単独での有効性は証明されませんでした。
免疫・がん治療の種類について
IAF療法
IAF療法とは免疫調整因子(Immune Adjusting Factor)を体内に投与することで免疫の司令塔的役割を持つマクロファージを活性化し、免疫によるがん細胞の分解・消滅を促す治療を行う療法です。
マクロファージとは大型(直径15~20μm)の細胞で、体内に細菌やウィルスなどの病原菌が侵入してきたとき、病原体を取り込んで分解する働きをします。出来たばかりのがん細胞も活性化したマクロファージの貪食作用によって分解・消滅され体の中が正常な状態に保たれます。しかし、がん細胞はナガレースという酵素を出すため、マクロファージが不活性状態に陥いってしまいます。
この療法は人工合成された免疫調整因子を投与することで、マクロファージの活性レベルを常に高く保ち、がん細胞認識機構及び抗がん作用を誘導するものです。
コロイドヨード療法
化学的に生成したコロイドヨードを体内に投与することにより人間が本来持っている免疫力を高め、また自然治癒力を引き出す療法です。
ヨード(ヨウ素)は体内ではそのほとんどが甲状腺に存在し、甲状腺ホルモンの主原料です。 甲状腺ホルモンは新陳代謝や成長の促進、栄養分の吸収、エネルギーを作る働きをするため、体になくてはならないホルモンの一つです。
コロイドヨードはコロイド化学の応用により、人体を構成する組織細胞に供給しやすく極細し、細胞に必須元素を取り入れやすい状態に作られています。元素であるヨード(ヨウ素)を水素と結合させコロイド化することにより、 ヨードが持つ毒性をなくし細胞が利用できるようにしたものです。
コロイドヨードは新陳代謝機能を活性化し、免疫力を高め自然治癒力を引き出す効果が非常に高く、次の病状の改善に作用します。
- 末期がんを含む各種がん
- 血管障害(脳・心臓など)
- 自己免疫疾患、アレルギー疾患
- ウイルス性疾患(エイズを含む)
- てんかん等の脳疾患
- 糖尿病、腎臓病
- その他難治性疾患
- このほか、健康維持、病気の予防等への効果が期待できます。
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