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2021年1月27日(水)
新型ウイルス予防とビタミンC
未だ新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っています。
これからワクチンの接種が始まっていきますが、医学的予防が緊急課題となっています。
先日、国際オーソモレキュラー医学会でも、新型ウイルス感染予防のため1日3gのビタミンCの服用が提唱されています。
高容量のビタミンCを接種することにより、新型肺炎の症状を遅らせ、さらには感染を防ぐことが可能です。
抗ウイルス剤としてのビタミンCの強力な効果については、医療現場でも数十年前から活用されています。
症状の緩和や発症の予防には、身体の抗酸化力及び免疫力を高めておくことが必須であり、重篤な症状に陥ってから治療をするよりも、普段からできる予防に力を注ぐことが、今の私たちにできる最善で最良な選択と言えます。
ビタミンCは服用後の体内での半減期が短いため、1日1回の服用では効果の期待はできません。持病をお持ちの方でもおなじですが、1日3回程度に分け、摂取することをお勧めしています。合併症の予防にも効果的です。
経口摂取と同様に、体内に直接投与する高濃度ビタミンC点滴も、体内の抗酸化・免疫力を高めることに効果的です。
静脈内に直接投与することにより、血中濃度を急激に高めることができます。
経口摂取の数十倍の量が血管内に行きわたり、ビタミンCを必要とする各器官に直接届くことにより、経口摂取とは異なるレベルの作用・各種疾患の予防や、より高い美容やアンチエイジング効果も期待できます。
喫煙者やストレスを抱えている人は更にビタミンCを失われやすくなっているので、より積極的な摂取をすることが必要です。
当院では、防腐剤不使用 マイラン社製の高濃度ビタミンCを使用しています。点滴が頻回に受けられない方にも、内服薬のご用意もございます。
今一度、ご自身の免疫力について、予防について、健康についてお考えください。